大神と逆転検事の記録。生活の大半がカプコンに支配されていたここ最近でした。クリアしたので感想です。ネタバレ注意!逆転検事の犯人に関するネタバレはないけど、御剣怜侍への思いがあふれているので一切情報入れたくないひとは要注意です。
▶大神
数年越しにクリアしたイェイイェイ!絵も音楽もとっても良くて、ひたすらフィールドを駆け回っていたいし、アマ公の犬仕草を見ていたい…そんなゲームでした!反射神経が問われるゲームがあんまり得意じゃなくて、時のオカリナで最初の村から一生出られない幼少期を過ごしている人間なんですけど、攻略見ながらならなんとか頑張れた。得意な人だと楽勝なのかな〜。でも戦闘や謎解きのアクションよりもミニゲームの方が難しくないですか?拷問迷路で失敗ばっかりしちゃって永遠にクリアできないかと思った。ミニゲームじゃないけどイリワク神殿の大砲がうっとおしすぎて泣きました。骨いくつ消費したかわかんないよ〜。自分がアクション苦手っていう事情を差し引いたら全体的に満足なんだけど、カメラが思わぬところでぐりんぐりん動くところはつらかったかな〜。でもこれはアクションゲームの宿命っていうか、わたしの腕前が足りない話…でなんとか乗り切りました。
アマ公の強化が戦闘によるレベルアップではなくて、民から集めた幸玉=感謝の念によるものならのがお話に沿っててとても良かったです。幸玉はサブイベでたくさんもらえるから寄り道が重要なんだよね。そういうシステムだからこそ地上の人々に愛着が沸くし、ラストの感動に繋がるんだなー。とは言っても見てないサブイベわりとあるんですよね。ペットのイナバ探しなんかは諦めちゃったし、追いかけっこ関係も難しくて一部断念した。 ボイスが謎言語ゴニョゴニョなのが好きです。個人的に、フルボイスってプレイする上でけっこう負担が大きい。文章読む速度が早いからしっかり聴いてるとまどろっこしくなるし、かと言って飛ばすと罪悪感が生まれるし…。あの演出はファンタジーであることが強調されているという点でもいいなあと思います。
ほかに印象的だったのは…西安京で花咲爺さんから枯れた花を咲かせるんじゃ!て言われて散々探し回ったのに最後の二本だけ見つからなくて、ジジイの頭と家から生えてたの見つけた時はさすがにジジイてめぇ!になった。灯台下暗し。それと『恐怖!舌切りババ』のインパクト。めっちゃ笑ったけど普通に怖かったなあの家…わりとトラウマです。
好きなキャラはアマ公、イッスン、ウシワカ、サクヤ…メインキャラはみんな好きだな〜。サクヤの姉ちゃん、あの絵なのにえっちすぎてどこ見ていいかわかんないよ。
イッスンは序盤から大きく印象が変わったキャラだな〜。舌切りババの家の墓を見て心を痛めてるところや道祖神を大事にしているところを見て、単に口の悪いお調子者なんじゃなくて不器用で心優しいイッスンが大好きになりました。
ウシワカがアマ公をよしよししてるシーンにウオォーーーて叫んだ。アマ公がメスで人間体にもなれる設定だったら危なかったな…CP萌え的に…。ウシワカとの戦闘曲名が『ウシワカと遊ぶ』らしくて、じわじわと心をやられてます。アマ公が喋らないので本心はわからないけれど、アマ公はあくまでも白野威の生まれ変わりであってウシワカの記憶はないってことでいいのかな?ウシワカだけが戦友白野威をずっと覚えていて、そしてまた共にタカマガハラに戻れる日を待ち焦がれていたってこと?けれど自分の前に現れたのは全盛期の白野威ではなく力の衰えた生まれ変わりのアマ公で…勝手に裏切られた気持ちになってしまったウシワカの想いの深さ…。でも最後はウシワカENDだもんね。駆け落ちって言われてるみたいで笑ってしまったね…。
続き…というか外伝が出てるのかな?あんまり評判良くないみたいだけど…。めっちゃ良いゲームなのに続編ないのあまりにも惜しくないですか?でも潔く終わってるからこそ神ゲーとして後世に伝わるのはあるから…ジレンマだな〜。
かわいすぎ。本当に神様か?
▶逆転検事1、2
ウオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜最高!!!!!!!!
で感想が終わりそう。でも興味があるならネタバレしないでプレイしてほしいから…特に2の真犯人…。スピンオフだからかスタッフが変わっていたのもあって、逆検1の3話まではテンポ感とか会話のノリとか惜しいな〜と思うことが多かったんだけど、4話からは断然面白くなりました。逆検2にいたっては最初から最後までナンバリングに引けを取らないくらい面白かったです!御剣怜侍が好きな人にはぜひぜひおすすめしたい…!
Xでも書いたけど、逆検は御剣怜侍が他の誰でもない、検事として自分自身の人生を歩むための始まりの物語なんですよね。逆裁1で知るのが怖かった真実と向き合ったことで、被告人すべてを有罪にするスタイルから脱却して、真実を追求していくスタイルになった御剣。弁護士は敵ではなく、真実を別の角度から追求する立場、ある意味で同志であると知った御剣。それが2や3のみっちゃんの振る舞いに繋がっていくのだけど、じゃあみっちゃんはこれからも検事である必要があるのかっていうのがプレイヤーとしては疑問なんですよね。
なるほどくんの代理で弁護席に立った姿をわたしたちは見ている。弁護士の信楽さんの助手として被告人を信じ行動していた姿をわたしたちは見ている。
そもそも法曹界に興味を持ったのは父であり弁護士である信さんの存在があってこそで、そしてみっちゃんもDL6号事件までは弁護士を目指していたわけで。でも過去と向き合い狩魔の思想から抜け出した後でも検事であることにこだわり続けている。その問いに答えが提示されたのが逆転検事であり、現在の御剣を形作ってきた出来事を考えるとこれ以上ないってくらい完璧なアンサーでした。
法を悪用する人間がいる。そのせいで法に頼れない人間がいる。そんな人を助けるために、制度としての法を正せる側にいることで法の矛盾と戦うと決めたみっちゃん。若干台詞バレですみませんだけど、犯人と相対する時は同情する素振りを見せず追い詰めていくのに、すべてが終わったあと、「私は、(真犯人)のような人間を救いたいのです」って言い切ったみっちゃんに本当に涙が出そうになった。こういう人だからこそわたしは御剣怜侍が好きなんだな…と心底思いました。
今回冥ちゃんやイトノコ刑事の掘り下げがたくさんあって、本当に嬉しかったです!みっちゃんと冥ちゃんの兄妹感とかさ〜〜〜もうたまらないよ〜〜〜。いらんこと言ったらムチでしばかれるから黙っとこう…て思ってるそばでノコちゃんが余計なこと言ってしばかれてて、言わなくてよかった…って安堵してるみっちゃんかわいすぎる。
美雲ちゃんとのやりとりも本当に好きで…!付き合いこそ短いけど完全に保護者なんだよ。みっちゃんの立場を案じて自分が犯人だと言い張る美雲ちゃんも、美雲ちゃんを助けるためなら検事バッジも捨てる勢いのみっちゃんも、ふたりの絆を感じて胸が熱くなる。今後美雲ちゃんの進路相談にも乗ってほしいし、成人式とか結婚式にも出席してほしい。 弓彦くんがかなり人気キャラっぽかったけどあまりにもポンコツなので、本当に好きになれるのか…こいつを…て思ってたけど最後までやったらもう本当にめちゃくちゃ好きになりました。製作陣の思うツボだ。途中あまりにもフラストレーションが溜まってたから冥ちゃんに容赦なくしばかれたのを見てすごく元気が出た。話を全然理解してない時のアホ顔がかわいい。
もっと色々書きたいけどあまりにも長いね…。これからもちょこちょこつぶやいていくと思うからそこで消化します。思い立ったらまたなんか書くかも。みっちゃんイトノコ刑事美雲ちゃん、一生一緒にいてくれや…。
好きなみっちゃん(妙齢の女性からのねっとりした視線にダメージを受けるみっちゃん)